喫茶あいはら

喫茶店で友人と話すように、取り留めのない話をしています。

新年一発目、試着の記録


新年あけましておめでとうございます。本年もたくさん自問自答して、自分らしくいられるファッションを突き詰めていきたいと思います。また、今年はたくさんの人に会える年にできたらと思っています。皆さまどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

さて、三連休に銀座に行く用事があったので、ついでにGINZA SIXに行ってきました。用事はアクセサリーのPOPUPだったのですが、POPUP分の体力を残しておきたかったので、試着するブランドは厳選。MM6→メゾンマルジェラ→ドルチェアンドガッバーナ→ヒロコハヤシ(路面店)の順で試着してきました。

そのなかでも今回は、心の動きがあった、2つのブランドについて。出会った商品の話ではなく、そのブランドに触れて感じたことにフォーカスしてお話したいと思います。

ドルチェアンドガッバーナ

ドルチェアンドガッバーナのコンセプトやバッグデザインを見た時、「これは恋では?」とず〜っと言っていました。

 

▼出会った時にびっくりして書いた記事

jessie-aihara.hatenablog.com

 

さて、恋をしたドルチェアンドガッバーナ、ファーストインプレッション。マッチングアプリでこの人かっこいい〜!ってマッチングして、会ってみたらなんか違った」です。妙にリアルかもしれませんが、この表現はフィクションです。

 

ただ、わたしが本当に気になっていた商品が全て揃っていたわけではなかったので、また新宿伊勢丹路面店に行く機会があったら寄ってみようかな、とは思っています。そこで出会いがあったら、またこの感想は変わるかも。ほら、会って「違うかも…」と思っても、2回3回と逢瀬を重ねていたら、突然好きになることもあるかもしれませんし。知らんけど。(知らんのかい。)

 

トップハンドルバッグを実際に試着。シシリーは探していたものがなくて、他の色をチェック。普段は他の色でもいいから試着したーい!と言って試着するのに、それも「いいかな…」と遠慮してしまいました。

店員さんはとてもいい方でした。わたし自身もドルガバのサイトは何度も何度も見ていたので、ゴリゴリ質問するし、「あれもこれも可愛くて」とお話できたので、会話も弾みました。また、銀座の路面店から異動してきた方だったので、路面店も怖くないから是非行ってみて!と勇気もいただきました。

 

それでも、感じた違和感はなんだったのか。わたしには綺麗すぎるな、と感じました。うまく表現ができないのですが、クラスのグループ分けをしたらカーストや思想が違うかも…と言う感覚。「あの子綺麗だな、かわいいな」と遠目でソッと見ていたい。そんな感覚。

もっと、「出会ってしまった…」という感覚になると思っていました。やっぱり試着って本当に大事ですね……!!!

自分のコンセプトに合っていて、ブランドコンセプトにも共感できても、やっぱり違和感って感じることはある。いい学びになりました。

 

メゾンマルジェラ

メゾンマルジェラは、わたしが自問自答講座を受けて、1番目にハイブランドバッグを探しに入ったブランド。マルジェラでとても安心する接客をしていただいたおかげで、今も心折れずにバッグ探しをできていると言っても過言ではありません。

 

マルジェラはいくつかの店舗に行っていますが、どの店舗に行ってもスタッフさんがとっても素敵な方ばかり。もちろん他のブランドのスタッフさんもいい方ばかりなのですが、どこか波長が合ったり、自分がなりたい憧れの内面を持っている方なところがあるのかも。

具体的に言うと、出会った店員さんたちは、皆凛々しくて、さわやかで、穏やか。そしてひとつひとつ真摯に向き合ってくれるな、と思っています。

店員さんたちの接客がよかったブランドを選ぶより、コンセプトに合っていて、デザインが刺さる好きなブランドを選ぼうと思ってはいます。

でも、そのブランドに毎日触れて、毎日着て、売っている店員さんたちが、憧れる雰囲気を皆持っているということは、自分もそのブランドを身に付けていったら、近付くことができるのかもしれない。たとえ目に見えてなくても「なりたい」のカケラなのかもしれない。そしてそれはつまり、そのブランドを選んで買うという行為に繋がるのかもしれない、と思いました。(言葉が迷走してきてしまったので、分かりにくかったらごめんなさい。)

 

また、これまでブランドコンセプトと自分自身のコンセプトが合っているのか疑問でしたが、最近になって自分のコンセプトではなくこれまでの経歴を掘り下げていくと、マルジェラのブランドコンセプトと、自分のバックボーンが、すこしずつ腑に落ちるところが出てきました。

 

今回の試着で、お財布の都合上、まだまだ手が出ないのですが、ひとまず、この商品をお迎えしたい!という目標ができてきたので、少しづつ貯金をしていきたいな、と思っています。

そして、(店員さんが辞めたり異動先が分からなくならない限り)今回接客していただいた店員さんから買おうと、心に決めたのでした。

 

まとめ

ブランドコンセプトやデザインが好きで、わたしのためにあるのでは?と思ったのに試着したら違和感を感じるブランド、試着していて「好き…」と思ったけれど、ブランドコンセプトが一致しているのか少し疑問だったブランド。こんなはずでは……と思いつつ、あきやさんの「たくさん試着しましょう!」と言う言葉がもう、おっしゃる通りです……と思うばかり。

 

総括:やっぱり、ナマモノって何があるか分からないな〜〜〜〜!試着もライブや演劇と一緒だな〜〜〜!