喫茶あいはら

喫茶店で友人と話すように、取り留めのない話をしています。

シン・コンセプト再考に向けて〜外す枷はまだある〜


この1年で環境の変化をはじめとしたたくさんの変化がありました。

そろそろ、コンセプト見直しから1年。ゆっくりとコンセプトのテコ入れをしたいなあと思っている日々です。

わたしの場合はコスメが先行してなりたいコンセプトに向かって走ってしまう模様。本人は完全に無自覚。コスメの話もしたいところですが、今回は、がっつりとコンセプトを見直すものではなく、今後のコンセプト見直しに必要そうなピース集めの記事です。Twitter に書いたメモを照らし合わせながら書いていこうと思います。

いつも以上にバラッバラにとっ散らかった記事になりそうですが、ご容赦ください!

”まだなにか我慢しているんだな。まだ自由になれそうだし、まだまだ外せる枷がありそうだ。”

あえて2度言う。昔より確実に自由な気持ちになった、と思う。それは、前より周りの目を気にしなくなったこととか、好きなもので似合うものならオッケー!となったりとか。許可は少しずつ出せているのだと思う。

 

やっぱりわたしはファンキーな”ババア”になりたい

少し前に、じぶんジカン相談室で相談した際にも(この話はいつかできる機会があったらしたいと思いつつ、かなりパーソナルな内容のため文章にするのがなかなか難しくてできていない。有料記事とかで書けたらいいな。)、『「ファンキーなババアになりたい」とのことですが、であれば今から「ファンキーなオネエサン」になってしまって良い気がしますよ』と言っていただいたことがあるのだけれど、そのとき意味はわかってはいるけれどイマイチ腑に落ちなかった。それは、今思うとわたしの中でなによりも欲しかったのはファンキーさよりもおそらく「ババアスピリッツ」だったからだと思う。むしろババアスピリッツだからファンキー精神でもいられる、というか。そんなわけで、少しずつ「派手で何が悪い!」と脳内に強めのババアを飼うようにしたら、とっても生きやすくなった。これは、マルジェラバッグを買ってネギを差し込んだあたりから、飼えるようになった気がする。

 

▼マルジェラにネギをさした話はこちら

 

jessie-aihara.hatenablog.com

 

そうやって少しずつ自由に慣れているし、自分についている枷をはずせているような気がした。けれど、何かが足りない。

 

どうせわたしはあの子になれないと思っていないか?

 

わたしはあの子と違うから無理だよってまだどこかで思っていない?ふと浮かんだ問いに、もっと着たいと思う服や格好をしている人、いいなあと思いながらも諦めている人を思い浮かべてみた。あきやさんに好きな人を話すときに隠していた人はいないか、自分でコンセプトを見直した時に、どうせと思っていた人はいないか。

すぐに出てきたのだと、ご近所物語の実果子ちゃん、JUDY AND MARY~初期のYUKI、天ないの翠ちゃんの爛漫さもそうかな。

並べてみて、爛漫さ、元気、パワフル、みたいなところは自分には無理〜!と向き合っていない、言語化すらしていないことに気がつく。これらをコンセプトに落とし込むか否かはさておき、こういうふうに思っている自分もいるということをわかっている必要は、絶対ある。その、天真爛漫、パワフル、から引っ張っていくと、次は「強さ」「戦い」のようなワードに行き着いた。

 

欲しい強さのベクトルが変わってきた気がする

なんだろう、もう戦わずして勝ちたい。これまでは毒を持っているからわたしと合わない人は近寄らないでくれ、と前から思ってはいたが、少し思考が変わってきた気がする。わたしと合わない人の目が潰れるくらい眩しくなりたい(過激)

そんなツイートをした翌日にフォロワーさんであるOLさんの「太陽になりたい」(諸々の内容は省かせていただきます)と言うツイートに「うわあ!!!」と思った。わたしはそこまでは思えない。太陽張りの強さは持てる気がしない。でも、向かっている矢印が同じだ、とどこか心が共鳴するような気持ち。

わたしの場合は太陽というよりかはレーザービームとか、スポットライトとか、ミラーボールとかなんかそういう人工的なものの気がするけれど。ライブハウスや舞台が好きだからかな。

 

身体が元気になってきたら、洋服にも栄養を求めている

ここ3年、身体を壊していて、最近少しずつ先生に「初めて会った時より全然元気になってるよ!」と言われるし、わたし自身もよくなっている自覚がある。きっと、身体が元気になってきたからこそ、栄養を欲している。今までだったら食べられないよ〜お腹壊しちゃうよ〜というようなものさえ、身にしてやろうと言っている。(なおこれは洋服の話です)どうしても洋服のエネルギーが強すぎて着られないと思うことがある。色でも、可愛いと思うけれど、着たらエネルギーを吸われてしまいそう、と思ったことがある。でも、少しずつ着られるのかもしれない、という期待。

 

きれいにまとめられるはずがなかった

妄想クローゼットでそういうファンキー!という側面のスクラップはもちろんしていたけれど、わかりやすく絞り込んだクローゼットのボードを作る時、もっと綺麗にまとまったような雰囲気を選んでいた気がする。もっと混沌としているのがわたしじゃないのか?理想のクローゼット、ちょっとカッコつけてない?

 

 

なんてことを考えていた時に、着られなかったけれどとっても憧れていたり、ワクワクして大好きだった雑誌を思い出した。意味のわからないファッションがたくさん載っていた時代のZipper。マタギか??みたいな、動物の開きみたいなものを頭から被っている人がいたり、流行る前の森ガールの人がいたりした、あの時代。(多分この表現だけで伝わる人には伝わると思う)

KERAも初期の時代のあの頃。デコラやロリィタ、パンク、もうジャンルがわからない人、ああ、世界は広いなと思えたあの頃。よくスクラップもしていた。ウン、あの頃が大好きだったわたしが、綺麗におすましできるわけがなかった。混沌の星だもの。(うお座)(突然の星座ネタ)

 

ファンキーと傾く(かぶく)ということの親和性

そして歌舞伎をたまにみることも好きなのですが、ああ、傾(かぶ)くとファンキーにも親和性ってあるよね、と思ったり。というわけで、改めて意味を検索。

 

傾く(かぶく)

1 かたむく。頭をかしげる

「―・けるは稲のほの字ぞ京上﨟/城次」〈貝おほひ〉

2 勝手な振る舞いをする。奇抜な身なりをする。

「―・きたる形 (なり) ばかりを好み」〈伽・猫のさうし〉

3 歌舞伎を演じる。→歌舞伎 (かぶき) 

「いざや―・かん」〈伽・歌舞伎草子〉

 

goo辞書より

 

スクラップアンドビルドという言葉に遭遇する日々

そして最近、このブランドのお洋服かわいい〜!と思うたびに直面するキーワード、「スクラップアンドビルド」「再構築」。ブランドでいうと、sacai、バレンシアガ。

 

スクラップ‐アンド‐ビルド【scrap and build】 
1 老朽化したり陳腐化したりして物理的または機能的に古くなった設備を廃棄し、高能率の新鋭設備に置き換えること。

2 行政機構における膨張抑制の方法の一。組織の新設にあたっては、同等の組織の廃止を条件とすること。

 

goo辞書より

これはコンセプトを再構築するという意味で反応しているのか、それとも何かコンセプトの内部に関連するのかわからないけれど、しばらく注目するキーワードとして、気にしていこう。と思って気にしていたら、歌舞伎座ってスクラップアンドビルドだね、と気づく。そして久しぶりに聞いていた楽曲に、ぐさり。アルバム単位や諸々の歌詞解釈はさておき、スクラップアンドビルド、じゃん。

JFK空港

JFK空港

  • provided courtesy of iTunes

スクラップアンドビルド、と検索すると建物や建築について出てくるので(当たり前)、ついでにそう言ったところもお勉強してみるのも楽しいかも?さて、これが何につながるやら。でも何か大切なことのような気がするので、記しておこう。

 

 

さいごに

いつも以上にまとまりのない雑多な記事となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

普段石橋を叩いてかち割るタイプのわたしには珍しく、湧き上がっているうちに全部書きたい!!!という勢いで書いています。たまには推敲もまともにしないくらい(推敲はしろよ)、こんな勢いで書く記事もいいよね!ということで。夏頃にはシン・コンセプトないし、コンセプトの内容の方向性を定められたらいいな〜!