喫茶あいはら

喫茶店で友人と話すように、取り留めのない話をしています。

「本当に」好きな色について考える

湖森さんのnoteを読んで、ガツーンと衝撃を受けたわたしは、その日の深夜、約1300文字の読書感想文という名のファンレターをしたため、湖森さんに送るという暴挙に出ました。ドン引きせずに温かい言葉でお返事を書いてくださった湖森さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

▼読書感想文を書いてしまったnoteはこちら

note.com

その湖森さんのnoteから、わたしもいくつか考えたい課題が生まれました。課題は以下の通り。

 

☑︎「本当に」好きな色について考える

☑︎自分のアイコンや絵文字の見直し
☑︎「寂しさ」って好きでもいいんだ……
☑︎嫉妬による好転反応と向き合う

 

その中から今回は好きな色について、掘り下げてみようと思います。

 

湖森さんのnoteを読んで、好きな色にも糖衣がある!友達が好きな色は選ばないようにしたりする一面や、その場で取り繕って言う好きな色って、あるかもしれない。そう思ったのが、このテーマについて考えるきっかけでした。

単純に「好きな色は?」と聞かれたら、黄色!と答えると思う。
でも「『本当に』好きな色は?」と聞かれたら、これはどうも考えてしまう。

黄色って本当に好きな色なのかな?
そりゃ大好きであることには違いない。着てたら明るくてパワフルな気持ちになるし、親友から「湖森ちゃんはこの色のイメージだから」と誕生日に送ってくれた花束の色でもある。

でも『ほんと~~~に』好きな色かと自問自答してみると、うむ、それは違う。

黄色というのは自分にとって、やや糖衣成分多めの「社会性をまとった自分」「愛されキャラを演じているときの自分」という感覚がかなりある、気がする。

私の中の大部分を占める根暗成分の存在がなんだか塗りつぶされて隠されている、気がする。

好きな色について考える

はて、わたしにとって本当に好きな色って何色なのだろう?そもそも、人に聞かれた時に好きな色はこれです!と答えるのが苦手です。というのも、色という存在が好きだから。共感覚がわずかにあるわたしは、エレクトーンでコードを弾く時に「ト長調は緑色」のようなイメージがぼんやりありました。また、国語は黄色、みたいな、言葉から感じる色の感じがあったりします。

そんな中絞り出してみたものは、抹茶色やライムグリーン、ターコイズブルー、フューシャピンク、紫、深緑や深い赤……うーん、やっぱり、決められない。

昔は不思議な国のアリスが好きだったことや、生まれた時から顔が派手なため(生まれてすぐの看護師さんの第一声は、「少女漫画みたいなまつ毛の女の子ですよ〜!」だったらしい)、フューシャピンクと紫のグッズや洋服を持っていると、「じぇしーちゃんらしいね」と言われていました。

 

いま身に付けてるもので自然と多いものは、ピンクと水色、ライムグリーンとオレンジの組み合わせ。ピンクと水色は、リトルツインスターズ(キキララ)が好きだからかなあ、と。ライムグリーンとオレンジは、パーソナルカラーがイエベ春で、顔色がしずまないから、かな?でも着ると気持ちも上がる。

 

暫定的に好きだと言える色は、ライムグリーン、ターコイズブルー×フューシャピンクの組み合わせかなあと思いました。並べるとなかなかド派手。

それらの色(やその組み合わせ)なぜ好き?と聞かれたら、それぞれの色の好きなところは言えるかもしれないけれど、この3色は「テンションが上がる色」というポジションなのかな、と。

たとえばターコイズブルー×フューシャピンクなら、台湾花布の客家花柄の水色地にピンクのお花が咲いているものとか。(買ったのをすっかり忘れていましたが、数年前に台湾で現地購入してました。ブレてない。)ライムグリーンは、なんだかおもちゃみたいな感じのする色で、チャーミングさがあって好き。

そういえば、妄想クローゼットに入れている場所や風景は赤×青×緑の色合いの少しレトロなものが多いかもしれません。……光の三原色かな?

 

季節で着たい色は変化する

考えていてひとつ気づいたのは、季節によって身に付けたい色がある、ということ。四季を色で味わおうとしている自分に驚きました。アイアム日本人…。

では、この「いろんな色を、季節や気分で着たい!」というものを自分の制服化計画にどう落とし込んでいくか。

わたしのあきやさんに提示して頂いた制服化計画は、①ブラック②ホワイト・ベージュ③ファンキー(派手な色とか)の3種類。

③のファンキーの色を何色を選ぶか。前述した通り、色を決めなくていいはず。季節で変えたっていい。そもそも、わたしが求めるファンキーカラーって、1色の派手なものバーンというより、混沌としていて、柄物だったり色が混ざっていたりするもの。1色じゃないし、2色にも収まるかわからないくらい。

 

季節ごとに意識的に試着する色を決める

色を決めなくてもいいとはいえ、洋服を探す上で、ぼんやりとこの時期はこの色のものを試着しようという道標が欲しい。わたしは別にブランドのデザイナーではないし、そこまで流行りに乗ろう!というタイプでもない。さて、どうするか。そんな時思いついたのが、CDのアートワークやPVでの色使いを意識しよう!ということでした。

大好きなアーティストでも、そこそこ好きなアーティストでも、とにかく素敵なアートワークってたくさんあると思うのです。別にその通り買ったって買わなくたっていい。ただ、試着するときの指標にしてみよう、その色は一度は着てみよう、という作戦です。

今回、春の季節は星野源さんのFamily Songをテーマに置きました。春めいてきて、無性にピンクのふわふわしたものを着たくなったのです。そのタイミングで、ちょうど聞いていてやっぱりこの曲好きーーー!となり、アートワークを見たらドンピシャ。この春はこれだー!と決めてみました。

 

▼アートワーク

余談ですが、PVは全てピンクの世界観(子供のモチーフ?の帽子だけ青)。『おげんさんといっしょ』の面々。あまりテレビっ子ではないわたしですが、『おげんさんといっしょ』も大好きです。やってるとついついラジオ感覚でつけてしまう。癒し。

 

youtu.be

星野源さんのアートワークやPVは、いつも色使いが綺麗でパッと目を惹く印象があります。特別大ファンというほどでもなく、何の気なしに聴くアーティストさんですが、楽曲も含めいつもすごいな〜〜〜〜の気持ち。(PVの間にコマーシャルを差し込むプロモーション方法も最高。星野源以外でやっている人は、他にThe SALOVERSくらいしか知らない)

 

ググッと話が逸れたところで、アートワークを意識した試着に話を戻します。

現状、トップスにこのFamily Songのピンクを入れると、馬鹿みたいに似合わない。友人に試着写真を見せたら「よく試着したね?!」と言われました。わかる。似合わないにもほどがある。

そんなわけで、アートワークカラーぴったりの色から逸れてもいいという条件を付け直して、今季のメインカラーをピンクに設定。ピンクでも色味を変えてみたり、バッグやスカートなど他のものなども調べてみたりしています。

 

好きな色、というより、わたしは「色が」好きみたい

本当に好きな色のことを考えていたはずが、最終的に身に付けたいものの話に着地してしまいましたが、わたしにとって色は「人にこう見られたい!」というものを表すこともあるけれど、「まとうことでテンションが上がる」存在なのだなあと思いました。

結局、本当に好きな色とは、というよりかは色が好きなんだな〜〜〜!という結論に。うまく着地はしませんでしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、次の記事で他の課題について考えてみたいと思っています。課題をあたえてくださった湖森さんに感謝申し上げます。