自問自答講座を受けて、1年〜わたしに起きた変化について〜
自問自答講座から1年。
他の自問自答ガールズの方々のように、新たな演歌バッグを買ったり、靴を買ったりはまだしていない。そんなわけで、バッグも靴も増えていない中、何が変わったかについてお話したい。
自問自答講座を受けるまで(〜1年前)
すこし昔の話をしようと思う。
わたしは、元々、会う人に合わせて擬態する必要があると思っていた。相手の雰囲気や、よく着ている服装、その日行く場所などを考えて選ぶ。とはいえ自分の持っている服には限度があるので、母の昔着ていた服なども駆使して。
もともと、ジャンルの興味の幅も広かったので、こういう服装ならこれが好き、こういう服装ならこれが好き、というものがそれぞれあったので、それらを着ていた。ただ、バラバラのジャンルの洋服がある状態なので、統一感がまるでない。「わたしは何者なのか」がまるで分からないこの感じ。系統が統一されていて、いつどこにいても自分の服装を持っている人が羨ましい反面、すきなジャンルの中から一つ絞って系統を確立するのは無理だった。また、そのせいで全部中途半端な上に、お金を集中して掛けられないので、中途半端な服装になってしまっていた。
そんな中、出会った自問自答講座。あきやさんと話していて、「(最低限のTPOはあるにせよ)人に合わせる必要はない」ということに行き着く。わたし、そんなに周りに気を遣っていたんだ。人と違うものが好きなことが多かったり、皆と一緒なんてクソ喰らえくらいに思っていたけれど。それでも、自分が好きな人から嫌われるのはこわい。
たしかに、お互いを理解できていると思える人たちの前では、好きな格好を好きなように着れていた。けれど、初対面の人や、まだわたしが一方的に気になるな、好きだなと思う人の前では、必死にその人に合わせる服を選んでいた。「その人たちの」軸に合わせていた。
自問自答講座を受けて、起きた変化
さらに断服が進んだ
キーワードが決まったので、不要な服が明確になった。以前より服は捨てられる方だったけれど、「この人と会う時には着るし」と、人を気にして捨てられずにいた服のほとんどを捨てられた。
自信がついた
自信が付いた。バカボンのパパの言葉を借りると「これでいいのだ!」という感じ。この人と会うのにこの服装で大丈夫かな、と悩むことが減った。だってわたしだもん。これでいいのだ。そして、「服なんてね、着てりゃいいんです」と脳内で土井先生ボイスを反芻。
欲しい服が揃ってなくても、「ひとまずこれで上出来」「今はこれで満足」と思えるようになってきた(夏服はまだその域にいけていないけれど)。もちろん、そこからのアップデートはまだまだ道のりは長いけれど。
時間とお金の無駄遣いが減った
ひとつのコンセプトに集中するので、洋服へのお金の無駄遣いが減った。ジャンルも統一されていくので、ちぐはぐになりにくい。着回しした時に、服がフル活用できる感じ。と同時に、無駄に調べ物をしたり、情報を得ることが減った。傷付かないために着ていた服を調べる時間が減った。
ロリィタ一辺倒したかったけど、お金がなかったのと、完璧に仕上げたかったからあんまり買えなかったのを思い出したりしていた。「あのブランドも好き、このブランドも好き」で分散してたのも原因の一つだった。
— じぇしーあいはら (@jessie_aihara) 2022年12月12日
今のわたし〜!自問自答講座受けて、こんなに洋服(の系統)を選ぶのが楽になったよ〜!笑
自分を知る機会になった
今まで好きだと思っていたもの、怒りを感じるもの、気になるものなどを、警察の押収品のように並べたり、鑑別のようにひとつひとつ調べていくと、「よく今の今まで擬態しようと頑張っていたね…?!?!」と驚くことが多々ある。後述するけれど、合わなくて辞めた仕事では、精神的なところから身体を壊した。けれど、ここまでコンセプトや自分と向き合ってきてわかる。そりゃあ身体、壊しますわ。だって、擬態するには無理があったもん。あの環境。前前職は今も好きだし、勉強になったし、何なら環境が変わればまた復帰する道もゼロではないとは思っている。だからこそ、もう少し居ればよかったのかと思ったばよかったかな、と思ったこともあった。けれど、ここまで分析して、思う。辞めて、正解。
自問自答を掘り進めると、スコップにヒビが入ったり折れるようなことに直面することが多くて、そして掘った内容を警察の鑑識のように並べおいていくと、「ア〜〜〜〜間違いなくモード指標ですね〜〜よくこれまで擬態しようと必死になってましたね、そりゃ身体壊しますわ」って思うことがほとんどである
— じぇしーあいはら (@jessie_aihara) 2022年9月18日
自問自答講座受講時に、ねじれまくってとっ散らかっていた服装ジャンルが、あきやさんに話せば話すほどモード指標しか選択肢がないな?ってなったのを思い出している、そりゃそうだわ………(プレイリストに入った歌詞を眺めながら)。
— じぇしーあいはら (@jessie_aihara) 2022年7月30日
最終目的地を「新宿セブンの夏木マリ」って言ってる時点で、コンサバ可愛い指標と悩む必要など1ミリもなかったことに最近気が付いた pic.twitter.com/2gB1dL713j
— じぇしーあいはら (@jessie_aihara) 2022年8月18日
2023年、これから
2023年、どんなことをして講座を受けて2年目を過ごしていくか、ざっくり行動指針をお話してみようと思う。
バッグ探し
丸1年、探しても全然ときめきがなくて戸惑っていたバッグ探し。やっとすこしずつ、理想のバッグに近付いてきたな、と思う。もう少し探して、相棒になるバッグを見つけたい。夏が苦手すぎるので夏服が好きではなく、鞄もイマイチときめき指数が下がってしまうので、できれば夏服が流通し出す前に多めに試着したいなあ…。靴は今の靴でもだいぶ満足してることと、鞄より靴の方が惚れっぽくてすぐときめくので、バッグ選びを進めよう。
環境の変化に合わせた服装
来年は環境の変化がありそうなので、そこが服装に影響が出る可能性がある。
前前職は服装に厳しくて、私服で行って制服、ハイヒールに着替えていたけれど、それでも私服が派手だとか、これを着てくるなと強く注意されたり、目をつけられるようなことがあった。(仕事中に着ていたらダメだろうけど、オンオフ分けてるんだから好きにさせてくれとは思っていたけれど…)
極力、そういった仕事を今後は選ばないようにしようと思っているけれど、入ってみたら実は、ということもあるので分からない。
まずは、自分のコンセプトに合うものを、お化粧やアクセサリーの引き算をしたりして、少しずつ糖衣を調節できたらと思っている。
Do・Seeの強化
コロナの蔓延具合にもよるけれど、もっと試着を。もっと動く。いろいろなものを吸収していく。元々フットワーク軽い人間だったけれど、身体の事情とコロナとで雁字搦めになってきてしまっていたので、すこしずつ抜け出したい。また、そのために地盤作り(身体・お金・環境など)をしていくこと。
吸収すること自体は得意だけれど、それをアウトプットしていくこと。記録していくこと。自分のノートや手帳に記録することはできているけれど、もっと表現術や技を身につけていくこと。失敗をおそれずに。
人とたくさん会っていくこと
人と会う、人と話すことを通して、自分を知っていくこと。そんなわけなのでここまで読んでいただいた皆様!ご気軽にお声がけください!(どさくさ)誘うのが苦手な方は教えてください、多分遠慮なく誘います(勢い強くても引かないで)。
どんどん変わっていって、その変化を恐れずに、楽しんでいきたいですね。
長文となりましたが、最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございました!
みなさま、今年はお世話になりました。よいお年をお迎えください。どうぞ、ご自愛くださいませ(年末までに新しい記事があがったら、笑ってやってください)。
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」