喫茶あいはら

喫茶店で友人と話すように、取り留めのない話をしています。

【真夏の読書マラソン2冊目】帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。

真夏の読書マラソン2冊目は、『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 / 高山 なおみ』です。

読むきっかけ

北欧暮らしの道具店の店長さんとスタッフさんがやっている、Podcast『チャポンと行こう!』という番組で、お二人が口を揃えて高山なおみさんの本を、中でもこの本を絶賛していたことがきっかけ。YouTubeApple Podcastでも配信していますが、わたしはSpotifyから日々聴いています。(どの回で紹介されていたかすっかり忘れてしまったけれど、結構前の回だったような気がする)

open.spotify.com

本屋さんを探せど探せど見つからず、古本屋さんを探しても見つからない。諦めかけていた時に出会ったのが、このアルバム。『帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。 / ハナレグミ』これもとてもいいアルバムなので、気になる方はぜひ。

「これ、絶対オマージュじゃん…(現に調べたらそうでした)」ということで、やっぱり読みたい。メルカリでしばらく探し続けて、ようやっと入手しました。

読書メモのやり方と実際の読書メモ

前の記事でも簡単にお話しましたが、基本的にエッセイや小説はそれぞれの専用ノートに引用を書いています。自分しか見ないから、それなりに適当な字でもオーケー。この書き写す習慣はかなり長いこと続いている、いいストレス発散法です。

▼前の記事はこちら

 

jessie-aihara.hatenablog.com

 

▼エッセイや漫画など、ノウハウではなくて心に残る言葉はこのノートを使用中。今現在は全て文庫本サイズのA6に書くようにしてみています。今までノウハウ本などはA5や適当なサイズのものを選んでいましたが、サイズを統一してみました。

▼読書メモ(3枚)

読み終えて、感想

読みたい季節:秋

>文面の雰囲気で、この作者さんは・この作品は、この季節に読みたいな、という感覚があります。*1これは、そのメモ。

感想

この方、料理家さんなんです。でもそんなことを忘れてしまうくらい、とても詩的。ゆらりゆらりと夢の中で見た話や現実のお話を、日付という境界線だけでお話しされていて、エッセイというより夢の中のお話見たいな、不思議な感じを受けました。映画がお好きなようで、映画のお話が時々出てくるのですが、文章も映画を見ているみたいな、ふわりとした感じ。時々、「これはこの方の現実のお話?それとも夢の中の話?」と混乱しながら読んでいました。

そして、最後に付属のレシピ集。わたしでもできるものはあるかしら…。と思いつつ。どこかの機会でひとつだけでも作ってみられたらいいなあと思っています。作ったらまた、ブログかTwitterでご報告しますね。

 

今後のアクション

・巻末付録のレシピを再現してみる

 

そんなわけで、あと8冊。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

*1:小川洋子さんは季節の変わり目に読みたい。特に春。音楽も季節で聴くものがたくさんあります